高級香水の厳選販売　フラワーリキッドカンパニー

神殿造りに古来より使われてきた白檀の香りが表現する「輪廻転生」＝サムサラ。ゲラン社が創業１００周年の記念に満を持して発表された女性のための白檀の香水は、ジャスミンの花々に囲まれたバニラの甘みとアンバーグリスの温かさが加わったマイソール産のサンダルウッド（白檀）が奏でるまったりとした神秘的な香り。真の女性らしさを追求した逸品です。

香りの指南　〜fragrance instruction 〜

香りの分析　〜fragrance analysis 〜

サムサラとは、古代サンスクリット語で輪廻転生を表す言葉。サムサラは生命を育み紡ぎ続ける女性を象徴する要素を、その香りからボトルデザインまでにこだわり表現した逸品。フレグランスハウス創業1世紀に当たり、その才能を若くから発揮した４代目調香師ジャンポールゲラン氏が、生命の神秘、繰り返される生命の営みを支える女性の性に畏敬の念を表し、その奥深い内面までも見事に描き出した力強く神々しい香り。

一吹きするとベルガモットの爽やかさでジャスミンの香りを引き立てられた香りが、イランイランとカーネーションでスパイス様のアクセントをもつフローラルノートから、オリスでパウダリーに変化し、アンダートーンのヴァニラの甘みとアンバーグリスの温かさが加わったマイソール産のサンダルウッド（白檀）がドライダウンまで漂う。

ゲラン社はサムサラを創作する前から確固たるテーマを持っていたという。※１「東南アジアと結びついたエキゾチックな創作をすべきことは確かでした。」とその後のゲラン社が語っているように、調香師ジャンポールゲラン氏も※２「白檀とジャスミンは神殿と神の香りであり、東南アジアの真髄」と語る。そのテーマに沿うようにボトルもカンボジアにあった仏像をモチーフに製作されており、ボトルの色はまるで鼓動する生命を表すような深紅、その形はまるで女性の腰のラインのようにも思える。

白檀の香りをテーマにした香水は数多くあるが、これほどまでに女性的かつ神秘的な白檀の香りはない。さらに、その香りにジャスミンのまったりとした濃厚な香りが合わさり、まるで匂い立つ女性の肌のようにしっとりと香り出つ。サムサラの香りは、人肌で温められることで一層の魅了を発揮するため、特に秋から冬にかけてお勧めの暖かなジャスミンと白檀の香り高い香水です。

※１、２　 "PERFUME LEGENDS" Michael Edwards 著より引用